Society

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社会とDTS

これまでDTSが携わってきた社会の様々なシステムについてご紹介します。

時代の変化とともにそれを支えるテクノロジーも大きく進化しています。​DTSは1972年の創業以来、独立系のシステムインテグレーターとして、社会基盤の様々な分野におけるIT化に携わってきました。
​ここでは、金融や通信をはじめ、医療、官公庁など幅広い分野における発展とともに、縁の下の力持ちとしてそれを支えるDTSのサービスをご紹介します。​

時代の変遷とテクノロジーの進化
それを支えるDTSのサービス

金融

Current

古くはパンチカードを使用した事務処理を行っていた銀行業界。1960年代ごろからはじまったオンライン化で事務処理のシステム化が進展していきます。また、入出金など窓口でしかできなかった業務も、1975年になるとキャッシュディスペンサーが登場。さらに1980年代半ばにはATMが登場し、利便性が大きく向上しました。その一方で日々取り扱う業務量も膨大に。メインフレームを使用した業務システムが活用されるようになるなど、銀行業界のシステムは常に進歩を続けました。

金融

2000年代になると銀行の合併に伴うシステム統合により、抜本的なシステム見直しが進みます。その中でDTSは勘定系システムの開発でも大きく活躍を果たしました。
それまでのメインフレームからオープン系への移行、そして現在ではインターネットバンキングやスマホアプリが積極的に利用されるまでになり、店舗以外でも取引が盛んに行われています。

通信

Current

1960年代にサービス提供が始まったデータ通信は、銀行業界のオンライン化など社会に情報通信の活用を推し進めるきっかけとなり、以降もコンピューターの進化や普及と共にデータ通信の利用も拡大。さまざまな端末でデータ通信が行われるようになり、通信を支える機器・システムも日々革新していきました。

通信

通信の利用は様々なシーンに拡大。その中で登場した携帯電話は年々小型化し通信速度も劇的に向上。インターネット接続にも対応しました。そして2000年代後半になるとスマートフォンが登場し、現代の生活に欠かせない存在となっています。
DTSでは、通信キャリアの基幹系システム開発など、通信業界を支えるシステムを担っています。

小売・流通

Current

1970年以降の大量消費社会の中で小売・流通業は大規模化が進みます。その成長を支えたのがPOSレジにはじまる基幹システムです。会計業務の効率化だけでなく販売データや在庫管理など、小売・流通業にとって重要なシステムとなりました。
これらのシステムにより売上情報のデータ化が可能となり、データはマーケティングに活かされ、来店するお客さまによりよいサービスを提供する原動力ともなりました。

小売・流通

2000年代に入り電子マネーの流通がはじまり、従来のクレジットカードに加えて決済方法は多様化。また店頭での販売に加えてオンラインコマースが浸透するなど販売形態も大きく変化してきています。
一方で端末の高性能化・小型化が進み、顧客データや在庫情報をより把握しやすくなりました。これらのビッグデータを分析しマーケティングへ活用することで、さらなるサービスの向上につながっています。
DTSでは、データ活用の基盤となる基幹システムの開発や運用を通し、お客様に「より便利に」商品やサービスをお届けできるよう努めています。

さらに広がるDTSのITサービス

  1. 保険

    保険

  2. 製造

    製造

  3. 航空・運輸

    航空・運輸

  4. 官公庁

    官公庁

  5. 医療・福祉

    医療・福祉

  6. 建築・不動産

    建築・不動産

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保険

保険業界では1960年頃からオンライン化が進行。生命保険の個人向けからスタートしたオンライン化は団体保険や営業支援業務へと徐々にシステムが拡大。その後、業界で企業間合併が進むとシステム統合や従来のメインフレームからの移行、オープン系システムやインターネットの活用が進みました。
その中でDTSは、保険業界のシステムに長く携わる中で業務に精通。豊富な業務知識を生かして、保険業界を支えるシステムの構築に取り組んできました。

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製造

製造業では品質が保持された製品を安定生産するために多くのシステムが稼働しています。現在ではIoTなども活用され、製造現場のシステムは年々高度化しています。DTSでは創業してまもない1974年に担当した石油プラント向けシステムの開発にはじまり、製鉄所や大手自動車メーカーなどのシステム開発など、様々な製造業のシステム導入に携わってきました。近年は品質向上や効率化のためオートメーション化や無人化、ビッグデータやAIの活用が積極的に行われています。DTSは製造業向けシステム導入における豊富な実績を元に、生産計画から製造・販売に至る多様な分野のシステム構築・ソリューション提供、組込みシステムの検査キットの販売を行っています。

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航空・運輸

航空業界では様々な手続きでシステム化が進展。搭乗券の予約や空港での手荷物預かりから自動チェックイン、そして保安検査場など、様々なシーンでシステムが稼働しています。DTSは、航空券の座席予約システムや整備・運行管理のシステムなどを手掛けています。また、座席予約システムは航空業界だけでなく、バス旅行会社など運輸業でも活用されています。

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官公庁

官公庁では、日々膨大な事務処理が行われています。これらの業務をシステム化し、効率化を図るために様々なシステムが導入されてきました。インフラ面でも近年ではオープンソースソフトウエアやクラウドの活用が進んでいます。また、デジタル庁の創設で国全体としてDX推進が図られるなど、コストを抑えながらよりよい行政サービスを届けることが求められています。
DTSでは地方公共団体向けの税・介護システム再構築をはじめ、様々なシステムの開発を担い、これらの要望にお応えしています。

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医療・福祉

医療の分野では、カルテや診療報酬請求書などアナログからデジタルへの移行を中心にシステム化がはじまりました。保険制度・福祉制度にかかわる各種の事務処理についても、システム化により業務負担の軽減が行われていきました。DTSでは、診療報酬の審査支払や、各保険機関が行う事務処理の共同電算、広域連合が行う後期高齢者医療などのシステム、さらにはPHRの利活用などにおいて、開発・運用・保守を担っています。
また、医療の現場で使われる医療機器も日々高度に進歩。この分野でも組込み機器の開発支援・デバッグソフトウエアなどでDTSは貢献しています。

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建築・不動産

「完成イメージを、わかりやすく施主に伝えたい」という建築・不動産業界の要望を満たすために、DTSでは住空間のプラン立案や3Dパースを簡単に作成できるプレゼンテーションソフトを開発し、建築・不動産業界に提供。最新版ではVRゴーグルの活用や生活者向けのプレビュー機能の提供など、よりよい住まいづくりを目指す建築・不動産業界を支援してきました。
住宅建設業向け基幹システムなどでも、DTSの豊富な経験が活かされています。

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