history
年表「DTSとITの進化」
DTSは社会の発展とともに成長していきました。
コンピューターやIT業界の飛躍的な進歩とともに歩んだDTSの成長の軌跡を、年代に沿ってご紹介します。
年表項目はDTSの歴史をわかりやすくするため、創業からの時代区分に沿って記載しています。
そのため、メニューの年代と一部異なる箇所がございます。
1972~1982年大志を抱いて創業
メインフレームの隆盛と金融第二次オンライン化による業績伸長
メインフレームと呼ばれるコンピューターが社会で⼤きな役割を担うようになってきた1970年代初頭、DTSの前⾝「株式会社データ通信システム」は、⻄新橋で産声を上げました。社⻑・笹貫敏男ほか9名でのスタートとなり、金融のシステム開発・通信のシステム開発・オペレーション業務の三本柱を経営の基本方針としました。折しも、⾦融業界では、これまで勘定科目ごとに構築されていた勘定系システムを統合していく「第二次オンライン化」が進展。DTSもこの流れの中で、多くの銀⾏系⼤型案件を受注。金融業界の発展に大きな役割を果たすとともに、社業も⼀気に拡⼤していきました。
1970年代はこんな時代
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IT業界
1970年代はこんな時代
金融機関では「第二次オンライン化」が進展。それまで勘定科目ごとに構築されていた勘定系システムを連携処理する、総合オンラインシステムが再構築されました。
1973年には全国銀行データ通信システムが稼働開始。金融機関同士をオンラインで接続する仕組みがスタートしました。
また、1971年に特定通信回線でのデータ通信の利⽤制限が撤廃され、1976年には同回線での情報処理業者の制限が⼤幅に緩和されたことで、オンライン化が進んでいきました。当時使用されていた汎用機器。
OKITAC-4300C(左)とTOSBAC-1100D(右)資料撮影協力:
京都コンピュータ学院 KCGコンピュータミュージアム -
開発環境
1970年代はこんな時代
1970年代当時の開発現場では、汎用機で使用されるFORTRANやCOBOL、その他アセンブリ言語が主に使用されていました。これらに加え、DTSではPL/PL1、データ通信用各種MACROなどの言語をメインに使用していました。
一方で、新たなプログラミング言語としてC言語が登場。現在も広く使われています。
また、1960年代にプログラミング言語のBASICが登場し、1970年代になると8ビットパソコン(PC)に移植され利用が進みました。